22時以降は、タクシープールの待機台数が減りやすい一方で、遅延便の影響で降機客がまとまって発生しやすく、 需給バランスが崩れるタイミングが生まれます。本ページでは、taxi pit(タクピー)の遅延アラートを起点に、 「出口番号」「搭乗予想数」「到着本数」と現場状況を照合し、GO/NO GOを短時間で判断する手順を整理します。
遅延アラートを「営業判断」に落とし込むためのページです。
本ガイドでは、以下を扱います。
待機台数が減る一方で、遅延により降機客数が集中しやすい
22時以降は、タクシープールの待機台数が減少しやすい時間帯です。 一方で、遅延便が発生すると到着が後ろ倒しになり、複数便の降機客が短時間に集中しやすくなります。
このとき、タクシー供給(待機台数)と需要(降機客数)のバランスが崩れるため、 競争率が相対的に下がる局面が生まれます。
運用ポイント
アラートが点灯した場合は、即座に詳細を確認し「何が・どれくらい」遅れているかを数値で把握します。 その上で現場の待機状況と照合し、短時間で判断を確定させます。
上から順に“兆候→詳細→並ぶ判断材料”の流れで確認します。
最上段:国内線 未出発
定刻を過ぎても出発していない便を示します。この数が増えるほど、後続便の遅延が連鎖する予兆になります。 ただし、未出発が過度に増える場合は欠航へ移行するリスクもあるため、過信は避けます。
2段目:国内線 遅延便の詳細
左から「遅延到着時刻」「定刻」「出発地」「航空会社」「便名」「出口」「機材設定座席数」 「プレミア/エコノミー搭乗予想数」などが並びます。特に営業判断では「出口番号」と「搭乗予想数」を重視します。
3段目:各乗り場 到着本数
リアルタイムに変動する到着本数です。どの乗り場へ並ぶべきかの初期判断材料になります。 ただし、現場では到着乗り場が変更されることもあるため、現場放送・案内の確認を前提とします。
航空会社ごとの出口と乗り場の関係を把握し、移動ロスを減らします。
以下は、効率的に乗車につなげるための対応関係の目安です(現場変更の可能性があるため、最終的には現場案内に従います)。
| ターミナル | 航空会社(例) | 出口番号 | 対応する乗り場 |
|---|---|---|---|
| 第1ターミナル | JAL / スカイマーク / スターフライヤー | 1〜4 | 1号乗り場 |
| 第1ターミナル | JAL / スカイマーク / スターフライヤー | 5〜8 | 2号乗り場 |
| 第2ターミナル | ANA / ソラシド / エア・ドゥ | 1〜3 | 3号乗り場 |
| 第2ターミナル | ANA / ソラシド / エア・ドゥ | 4〜6 | 4号乗り場 |
補足
機材の座席数や搭乗予想数から、おおよその降機客数を推測できます。 ただし、実際の降機タイミングは遅延状況・バゲージ・混雑により変動します。
アラート点灯からGO/NO GOを短時間で確定させます。
判断の要点
遅延を数値で読み解くことで、長時間の空振り(待機ロス)を避けやすくなります。 特に22時以降は需給が崩れやすいため、判断の精度が売上効率に直結します。
現場要因(変更・欠航)を前提に、過信を避けます。
遅延を“事故”ではなく“需要の偏り”として扱う
22時以降の遅延は、需給が崩れやすいタイミングを作ります。 taxi pit(タクピー)の遅延アラートを起点に、未出発・遅延・出口・搭乗予想数・到着本数を順に確認し、 現場の待機台数と照合することで、GO/NO GOの判断精度を上げられます。